いつも力をくれる人へー日食なつこ △Sing Better△ Tour 2/24 @東京国際フォーラムホールC

こんにちは。今日はジャニーズのお話ではなくここ2年くらいファンとしてライブにも数回行かせていただいている日食なつこさんのお話です。

2/24、無事開催された日食なつこさんのライブに行かせて頂きました。本当に無事に行けてよかったなあと今となっては………

◎セットリスト◎

影アナがかわいかった。なつこさん直々の影アナ。携帯をマナーモードにするか電源切ろうねって話のときに、「友人が8時にお米を炊くためのアラームをつけていたらライブ中になってしまって恥ずかしい思いをしたそうです。(ニュアンス)」忠告の仕方がかわいいな……

暗くなって流れた最初の映像、紗幕だあああ～～って思いながら見ていたんですが。やはり四十路をめっちゃ意識して組まれているんだなと思いつつ、開演直前の雨というか水の映像がきれいだった。なんかその映像の時点で感極まっていて、映像終わってなつこさんが紗幕越しに出てきて、立ってってやって、始まるってなった。この一年スタイルの変わらないなつこさんが見られて既にうれしかった。

☆バンド☆

M1.水流のロック

流れてきた耳なじみのあるメロディ！最初からボルテージ最高潮！テンション最高潮だった。

大きな箱でなつこさんを見るのは初めてで。ホールの残響に驚きながら、大きいホールならではの照明の使い方に驚きながら、この人はこんなにスケールの大きい箱まで埋められる人なんだすごいなあと思いながら感極まっていた。

M2.LAO

イントロが印象的なこの曲。これはクラブイクリプスでめっちゃかっこいい～～って思った曲だったのでバンド編成で再び聞けて嬉しかった。要所で挟み込まれるブレイクとか、サビのピアノがやはりかっこよい。なつこさんの雄感が感じられて至高だよなあ……あとこの曲は照明がありえんくらいかっこよかった記憶がある。（耳なじみしかないのにいつも曲名が出てこない私の中では謎曲）

M3.ハイウェイは気にも留めない

聴けると思っていなかった曲で、不意打ちで、イントロがかかった瞬間涙出た。

わたしがつらかったときに一時期自分の中のテーマソングにしていた時期があって、なんかそのころが走馬灯のようになって、近況も重なって、辛くて、歌詞が切なくて、でもなつこさんの歌声が包み込んでくれるように優しくて、曲終わりまでずっと泣いてしまった。ああ、不意打ちってこんな感じなんだなあ…とか思った。忘れたいことも、忘れたくないことも、どうしてもどんどん薄れていくことを教えてくれた曲。生で聴けて良かった。

M4.致死量の自由

なつこさんの曲ってイントロが印象的なの多いよね！一瞬でわかる！ハイウェイで一瞬しっとりしたけどそこからのテンションの上げ方が最高でした。この曲に関してはなつこさんのリズム感に感動したのですが、落ちサビ前のピアノソロ・手拍子するターンがあると思うのですが、なつこさん4分で歌っているのに手拍子三連符で取らせるのすごいなあ、、

M5.レーテンシー

かっこいい～は～すき。いいところでこの曲持ってくるね～かっこいいね～と思っていた。M4M5の疾走感、一気にM1M2くらいまたはそれ以上にテンションを上げにかかってくるの大好きだった。わたしはこの曲は落ちサビ後の4行が大好きです。強いなつこさんが見られる。

M6.ハッカシロップ

「大都会の空は白い」この歌いだしをきいて震えました。初めていった炎上交際3でこの曲を聞いて泣かされたので、また聞きたい一曲でした。これも大きなホール＆バンド編成で聴くと全然耳障りが違くて、ライブハウスで聞いた時よりももっとずっと優しい響きで聞こえた。

☆ピアノ×ドラム☆

M7.大停電

この曲の力強さ。「チャイムが鳴ればすぐに終わる　僕らがいかにちっぽけでも　考えなくても生きてこれた贅沢のツケを払え」とても力強い。

あとこの曲で思ったのはkomakiさんのドラムの手数の多さとなつこさんの力強い声がとても親和性が高いということ（今更）音源よりもずーっとずーっと力強くて、雷に打たれた気分だったよ……

M8.空中裁判

クラブイクリプスのアンコール（これを言ったらいつ参戦かまるわかり…）でとても運よく聞けた曲だけど今回も聞けて良かったなあ～～

サビ前スネアと歌で盛り上げていく感じが好き！リズム感の天才だなあと思う。

M9.レッドデータクリーチャー

聴けると思ってなくてイントロでおののいた曲その2。

これもクラブイクリプスで聞いて、この時は確かサブスクでLagoon/Festoonが解禁されておらず、聞いたことない曲ながらありえんかっこよくて一発で印象に植え付けられた曲。この曲での殺気立ち方がとてつもなくて、、一面真っ赤な照明も相まって、強いなつこさんを演出していた。強いなつこさんは、よい。

M10.ヒーロー失踪

レッドデータクリーチャーももちろんめっちゃかっこいいんだけど、あれは暗い類のかっこよさ。これは明るい類のかっこよさ。その対比を直後に魅せられている感じがセトリの組み方的に好きなポイントだった。

☆ピアノソロ☆

M11.グローネンダール

komakiさんがはけた直後、本の読み聞かせから始まったこの曲。犬？って思ってたら歌い始めたのはこの曲でした。 本を音が鳴るようにパタッと閉じて、置いて、ひと呼吸おいて、歌い始めるのがとてもよかった。

アコギとピアノの響きがきれいすぎて聞きほれた………なんでこのひとは力強いピアノと繊細なピアノの両立がうまいんだろう…と思いました。どちらもやってのけてしまうのがかっこいい。あと緑色の照明がきれいでした。神秘的。

M12.環礁宇宙

ここM11とM12のしっとり感が良かったなあ

緑色だか青だか、なんとも言えない照明と、聞き心地のよい声。 これも宇宙だよね。神秘的だった……特に間奏が好きです。

M13.perennial

これもイントロ印象的。イントロでつかみにかかるのうますぎて好き。

音源はストリングスいるけどピアノアレンジだ～と思って興奮しました。なかなか聞けなかったアレンジで。というかシングルカットされてから生でやってくれ～って思ってて漸く聞けたのでうれしかったです。しっとりとしつつも明るいメロディーで盛り上がっていくの好き、なつこさんの裏声もキレイだなあ……

MC 

☆「永久凍土」から・ピアノソロ☆

M14.White frost

今回のツアーのテーマは「雪解け」で、でもいったんここで自分のルーツに戻りたい、そう言ってなつこさんが「永久凍土に戻ります」と始まったこの曲。この曲からくるだろうというのは容易に想像できた。

雪と氷を想像できるこの曲、なのにどこか温かみがあってとても好き。雪とか氷ってどうしても冷たいイメージがあるけど、その冷たさをなつこさんの包み込むような声と絶妙にゆったりしたメロディで温かみを感じさせているのがとても好きです。

あと、照明がばーーーか綺麗だった。今まで気が付かなかっただけかもしれないけど氷がバックにあって、それにあたる照明がすっごい綺麗だった。青い色に。雪だった。照明に一番感動した曲。

M15.モア

 この曲は直球ストレートで来る曲。まあなつこさんにはそういう曲がおおいんだけど、この曲は特にそう思う。「幸せかもしれないが満たされてはいないんだ」なんてド直球………わたしのスパイスにしている曲。自分を奮い立たせる曲。

ピアノソロが聴けてうれしかった。M14とM16に挟まれて、この2曲は優しい声で包み込んでくれるなつこさんだからこそ、ここでモアを入れて直球で思いを届けてくれるのが、とてもよかった。

M16.vapor

アレンジすさまじすぎた～～～～～

最初マジでなんの曲かわからなくて一瞬戸惑ったくらいにはすごいアレンジだった、後半原曲アレンジに戻ったけど。アレンジの衝撃すごすぎて全然覚えてない()

 これはクラブイクリプス3のラスト曲だったよね。最後の曲にしてすごい残響のある声（音響？）ですごい心に潤いを与えてくれたのを覚えていて。でも今回は「vapor雪解けバージョンでした！」って曲終わりになつこさんが言っていたように、ひんやりとした感じではなくて、雪が解けたかのような明るさを残してくれた曲でした。同じ曲でもここまで与える印象を変えられるなつこさんは天才だよ。痺れた！

MC

終始かわいかった、、、、、

国際フォーラムっぽい話で楽屋にいた小さい虫の話するなつこさんかわいいし、そのあと登場したkomakiさんに昔小さい虫を退治した話暴露されるのかわいいし、komakiさんにツンツンツンデレななつこさんかわいいし、なつこさんとkomakiさんのMCが漫才すぎてすこ。

リクエストコーナーのくだり。アンコールをしないって最近公言しているなつこさん、その代わりにリクエストコーナーをやりますとのこと。アンコールが必ずある文化の下に属している(＊ジャニーズ)から、ある前提で行うアンコールに嫌気がさした？的なことを言ってるなつこさんが新鮮でもあり、たしかにそうだよなあ～とも思いましたね。アンコールをしない代わりに本編でお腹いっぱいにして返す、と言い切るなつこさん、自信にあふれていて、好き。

1階2L24列7番の方おめでとうございます。私は当たったら大好きな「剣の歌」をリクエストするつもりでしたが、ヒューマン聞けてよかったよ。

komakiさん「ファイナルなんだからドラムのある曲リクエストしてもええやろ！」に、すっごく笑いました。komakiさんの関西弁好きです。

M17.リクエスト：ヒューマン

「いろんなアレンジを経て生き残ってきた曲」って言ってて正直ドラムありバージョンも聞きたかったな～って思ってしまった笑

ところで、まじでぶっつけ本番だって言いながら完璧に歌いこなし弾きこなすなつこさんすごすぎでは？

やはりこの歌は歌詞が天才で「きっとこいつならば人を割り当てても生き抜いてくれる」なんて神様の代わりに代弁してくれて心が楽になるよ本当に。 

☆ブラバン登場☆

M18.廊下を走るな

ブラバンバージョンはおそらく貴重だと思うのでありがとうございます👏という気持ちで聴いていた。 力強いブラバンとなつこさんの力強い歌声が共存しているの、とっても聴きごたえがあったなあ

M19.茜のキャラバン

 「この春、卒業する方へ送ります」といって始まったこの曲。

がつがつ来る応援歌ではなく、優しい応援歌で、背中をそっと押してくれる曲。後ろにいた打楽器隊の方々もちょっと気になってて、大太鼓でベースを作ってくれるのいいなあ～って思っていた。

やっぱなつこさんの優しい歌声で締めて最後曲終わりに「卒業おめでとう」って言って終わるのかっこよすぎだった。

☆ダンサー登場☆

M20.天井のない部屋

聴けると思ってなくておののいた曲その3。イントロが印象的でとっても大好きなんですけど、この音が鳴った瞬間、わ！！！って思った、嬉しかった。

 komakiさんカホンだ～～確かにこの曲にはカホンいたよなあ～～とかダンサーの方の動きしなやかかつダイナミックですごい！！とかいろいろ見る場所がありすぎてまとまった感想が持てないのだけど、宇宙！！！！！って感じでした（語彙力）この曲好きです。ファンタジーなんだけどなつこさんって感じがする、いい意味でぶっ飛んでる曲。

客席後方からブラバンの方々登場するからえええええええっていう衝撃と共に上から眺めていた(3F席だった故)　観客巻き込み型（？）の演出がうまいです。

☆ブラバン×ダンサー☆

M21.Dig

雪解け爆発！！！！って感じだった。生の臨場感がすごすぎ。ブラバンの迫力………ブラバンありのDigもなかなか聞けないと思うのでありがとう👏という気持ち。この曲もリズム感独特だし音源以上の跳ね具合だしめちゃ盛り上がるし聞けて良かった～～～これもダンサーさんがしなやかかつアクロバティックな動きしててすごかった。あのシンプルな白衣装であんなに舞台映えするのすごいよ～～

☆バンド☆

M22.ログマロープ

安定のラスト！！！！！爆発！！！晴れ！！！！☀

やはりこれ聞かないと落ち着かない！！！！！

テンション最高潮で間奏でピアノ放棄して立ち上がっちゃうの本当にアガるし煽ってくれるの嬉しいし「鋼の心臓」をSay！！！！って観客に歌わせてくれるの最高にうれしいし、 うれしいたのしいだいすき！！！！！

私ふつうにログマで終わると思ってて、テンション最高！！！！はーーーーーー！！！！！ってなってたら、なつこさんがピアノ弾き始めるし状況を一瞬理解できなかった。

M23.四十路 

ということで始まった本当のラスト曲。この曲が圧巻でした。

まずそもそも曲が最高、歌詞が最高。「間違った日は立て直すための歌を歌うだけ」「ちゃんと怖いかい？ちゃんと不安かい？やけどした皮膚は前よりも強くなるぜ」

間違ってもいいんだなと思わせてくれる、怖くても不安でもいいんだな、って思わせてくれるすべての冒険者へ送ってくれる素晴らしい曲だな～と思って、深く噛みしめていた。コーラスをしてくださったBe Choirの方々、音圧のすごい、訴えかけるようなコーラスで、すごかった。

そしたら間奏で「みんな舞台にあがって」ってなつこさんが声をかけて、私は3階席だったので行けなくて上から眺めていたんですけど、あの光景は見たことない。本当に物理的に観客と演者が舞台の上で一体になっていた。すごかった。圧巻の光景だった。その中でピアノを自由自在に操る、白いシャツを着たなつこさんは光り輝いていた。そしてラスサビを「間違ってもいいからみんな歌って！」って呼びかけてくれて、歌った。「間違わなかった日にたどり着くまで歌うだけ」ってな、もう本当に励まされるよ……って歌いながら思っていた。

曲終わり、コーラスの「woh woh-」を観客に繰り返し歌わせて、なつこさんはハモリをするの。あれ、すごすぎて、観客となつこさんが一体になっている感じがすごすぎて、言葉に出なくて、泣いてしまったよね。会場全体がいつものライブとは違う、なんとなく浮足立った雰囲気の中、熱狂に包まれていた。ライブ中に、いつもとは違うふわっとした感覚を覚えて、汗びっしょりになって、感極まった経験はこのライブが初めてでした。この光景は絶対忘れない。

中盤のMCで言っていた「本編で満足させてお腹いっぱいにして返す」って言っていたなつこさん、本当にアンコールがいらないくらい本編でお腹いっぱいにしてくれて、有言実行すぎて愛す。

☆☆☆☆☆

本当に緩急の優れたすっごいすっごいライブでした。大きな箱で初めて見たライブがこれでよかったです。本当に。 

なつこさんをまだまだまだまだ見たい、そのすごい歌を聞きたい。いつも励ましてくれてありがとうございます、という気持ちです。 

このご時世、本当に2/24にコンサートができたこと、この日に参戦していたことがキセキだったなあ～と思ってしまう。このライブを最後に観劇にもコンサートにも行けていない現状、仕方ないけど悲しい。

でもこの惨状を乗り越えられた先で、またいつの日かなつこさんの歌を、ピアノを、その世界観を、生で味わえる日がくることを祈って。それまではこの△Sing better△Tourの記憶を頼りに生きて生きて生き抜くんだ、と思っています。